2017年06月05日
小さな LOUIS VUITTON。 内装交換編
こちらは前回の大きな LOUIS VUITTON。
今回の内装交換は外装と内装が別体になっていて
内装だけを取り外せますので、劣化している合皮の内装は
取り除きまして新しく製作、交換致します。
before
表面が剥離してきています。
典型的な合皮の劣化となります。
あとあとこのような出費や後悔をしない為には、
ご購入の際にはタグの、外装/内装の素材表記を
今一度、ご確認して頂ければと思います。
分解
合皮はふにゃふにゃになっているので、分解する過程で
形状が崩れ、寸法も狂ってしまいます。
ですので、裁断型を製作する際には微調整と感が必要になります。
裁断
想像していた型とちょっと違っていて、なるほどと。
勉強になります。
ロゴ移植
これにて LOUIS VUITTON らしく.。
内装完成
内装は型採りの際に微調整してはいますが、やはり若干の狂いは
あるはずですので、本体と組み合わせる時の微調整が再度必要。
合体
もとの縫い穴にひと針ひと針、こつこつと…。
完成
LOUIS VUITTONの修理をしていますと、時々お客様に
「これは本物かしら、」と尋ねられることがあります。
私には真贋の判断はできませんし、お答えして間違っていてもまずいですし、
また仮に分かったとしても、
「これは偽物ですね」とは面と向かって云い難いですし…。
その時のお答えとしては、
「LOUIS VUITTONに修理の相談と然うして尋ねてみる」となります。
もしそれが偽物の場合は、「偽物です」とは云われずに
やんわりと、遠回しに修理できませんと
云われると伺った事があります。
または質屋さんに聞いてみるか。
真贋の判断には、製造番号や、ロゴの具合など、
判断のポイントはいくつかあるらしいのですが、
わたし的には修理過程で感じる、芯材の入り方や、
縫い目の止まる位置の正確さ、縫い返しの数だったりといった部分の
正確さで???と思う商品はときどきあります。
たまたまその商品を縫製した LOUIS VUITTONの職人さんの手癖なのか、
はたまたアジアンなテイストなのかは…。
ちなみに真贋についてのこの内容は、
今回の修理品とは関係ありませんのであしからず。
今回の内装交換は外装と内装が別体になっていて
内装だけを取り外せますので、劣化している合皮の内装は
取り除きまして新しく製作、交換致します。
before
表面が剥離してきています。
典型的な合皮の劣化となります。
あとあとこのような出費や後悔をしない為には、
ご購入の際にはタグの、外装/内装の素材表記を
今一度、ご確認して頂ければと思います。
分解
合皮はふにゃふにゃになっているので、分解する過程で
形状が崩れ、寸法も狂ってしまいます。
ですので、裁断型を製作する際には微調整と感が必要になります。
裁断
想像していた型とちょっと違っていて、なるほどと。
勉強になります。
ロゴ移植
これにて LOUIS VUITTON らしく.。
内装完成
内装は型採りの際に微調整してはいますが、やはり若干の狂いは
あるはずですので、本体と組み合わせる時の微調整が再度必要。
合体
もとの縫い穴にひと針ひと針、こつこつと…。
完成
LOUIS VUITTONの修理をしていますと、時々お客様に
「これは本物かしら、」と尋ねられることがあります。
私には真贋の判断はできませんし、お答えして間違っていてもまずいですし、
また仮に分かったとしても、
「これは偽物ですね」とは面と向かって云い難いですし…。
その時のお答えとしては、
「LOUIS VUITTONに修理の相談と然うして尋ねてみる」となります。
もしそれが偽物の場合は、「偽物です」とは云われずに
やんわりと、遠回しに修理できませんと
云われると伺った事があります。
または質屋さんに聞いてみるか。
真贋の判断には、製造番号や、ロゴの具合など、
判断のポイントはいくつかあるらしいのですが、
わたし的には修理過程で感じる、芯材の入り方や、
縫い目の止まる位置の正確さ、縫い返しの数だったりといった部分の
正確さで???と思う商品はときどきあります。
たまたまその商品を縫製した LOUIS VUITTONの職人さんの手癖なのか、
はたまたアジアンなテイストなのかは…。
ちなみに真贋についてのこの内容は、
今回の修理品とは関係ありませんのであしからず。
ampersandand at 12:24│
│鞄と小物修理